ひと手間減らそう!
グループメールアドレスを活用して、社外とのメールを即時社内共有
公開:2022年04月18日 更新:2022年06月30日 ブロードリーフ
ひと手間減らそう!グループメールアドレスを活用して、社外とのメールを即時社内共有
メールを共有する際のアドレス選択は地味に手間がかかりますよね。宛先(TO)の他に共有したい相手(上司や関係者)を CC、BCC(カーボンコピー、ブラインドカーボンコピー)の部分にメールアドレスを入れる際、入れ忘れたり、同性のメールアドレス違いで送信した経験があるのではないでしょうか?
「Google グループ」を使えば、メーリングリストを作成することができ、共有したいグループメンバーでメールを簡単かつ確実に共有することができます。また、受け取った社外の顧客や取引先側にとっても省力化につながります。
「Google グループ」を活用して、デジタルなコミュニケーションを加速させて行きましょう。
目次
2.差出人にGoogle グループ メールアドレスを追加する方法
3.Gmail以外のGoogle グループ メールアドレス活用方法
4.まとめ
1.Google グループ メールアドレスの作成方法
今回説明する「Google グループ」の作成方法は、企業向けの「Google Workspace」です。
「Google グループ」を作成するには、管理者権限があるアカウントで操作する必要があります。
「Google Workspace」の「Google グループ」は、グループ メールアドレスの@以降を独自ドメインとなるので、メールを送る先の顧客や取引先に対して、信頼性を高めることにつながります。
まずは「管理」を立ち上げ、左側のガイドから「ディレクトリ」を展開し「グループ」を選択し、画面右側上部で表示される「グループを作成」をクリックします。
「グループを作成」の画面が表示されたら、「名前」と「グループのメールアドレス」の情報を入力し、「次へ」をクリックします。
補足
・「名前」と「グループのメールアドレス」は入力必須項目です。
・「説明」は、グループの概要などの説明を記載します。空白でも問題ありません。
・「グループのオーナー」は、管理者以外に割り当てる際に使います。空白でも問題ありません。
「次へ」をクリックし、「アクセスタイプ」の画面が表示されたら、「投稿を公開」の項目を「外部」に設定します。
「Google グループ メールアドレス」で社外の顧客や取引先とメールのやり取りを行う場合は、「外部」に設定することで利用可能になります。
下にスクロールすると、メンバーの設定「メンバーを管理」と「グループに参加できるメンバー」がありますので、必要に応じて設定をし、「グループを作成」をクリックします。
「メンバーを管理」
「グループに参加できるユーザー」
「グループの作成」ができたら、社外の顧客や取引先とメールのやり取りを行うメンバーを追加します。
以上で「グループの作成」は完了です。
2.差出人にGoogle グループ メールアドレスを追加する方法
作成した「Google グループ メールアドレス」をGmail の差出人に設定する方法を説明します。
設定できるのは、「Google グループ」のメンバーに登録されているアカウントです。
まずは「Gmail」を立ち上げ、「歯車マーク」をクリックし、「すべての設定を表示」をクリックします。
「すべての設定を表示」をクリックすると「設定」の画面が表示されますので、「アカウント」をクリックし、「他のメールアドレスを追加」をクリックします。
「他のメールアドレスを追加」をクリックすると、新規ウィンドウ「自分のメールアドレスを追加(別のメール アドレスの情報を入力して下さい。)」が表示されますので、設定したい「Google グループ メールアドレス」の情報を入力します。
「エイリアスとして扱います」の チェックボックスは、「Google グループ メールアドレス」で設定する場合はオンにします。入力が終わりましたら「次のステップ」をクリックします。
「次のステップ」をクリックすると、「自分のメールアドレスを追加(メールアドレスを確認)」の画面が表示されますので、「確認メールの送信」をクリックします。
「確認メールの送信」をクリックすると、「自分のメールアドレスを追加(確認手順に従ってメールアドレスを追加します)」の画面が表示されます。
今回は「確認メール」から「確認」を行いますので、こちらの画面は閉じて下さい。
「Gmail」の「受信トレイ」に「グループアドレス宛の確認メール」が届きますので、メール本文に記載されている「リンク」をクリックします。
「確認メール」が届かない場合は、以下の原因が考えられますので、見直し下さい。
・入力した情報が間違えている。
・「Google グループ」のメンバーに登録されていない。(管理者に確認して下さい。)
「リンク」をクリックすると確認画面が表示されますので、「確認」をクリックして下さい。
以上で「Google グループ メールアドレスをGmail の差出人に設定」は完了です。
「Google グループ メールアドレスをGmail の差出人に設定」が完了したら、「Gmail」で「新規メッセージ」を立ち上げ、「差出人」としてグループアドレスを選択できるようになっているか、試します。
3.Gmail以外のGoogle グループ メールアドレス活用方法
「Google グループ メールアドレス」は、「Gmail」以外にも様々なアプリケーションで活用でき、一気にグループメンバーに対して共有することができます。
社内での情報共有する際のひと手間を減らすことにつながります。
活用例
・Google ドライブ :フォルダ、ファイルの共有
(スプレッドシート、ドキュメント、スライドなどのファイルの共有)
・Google カレンダー:カレンダーイベントのゲスト追加
・Google Chat :Chatスペースのゲスト追加
・Google Keep :メモの共同編集者への追加
4.まとめ
「Google グループ」は、メーリングリストを作成することができ、共有したいグループメンバーでメールを簡単かつ確実に共有することができます。また、受け取った社外の顧客や取引先側にとっても省力化につながります。
Google Workspace の「Google グループ」はビジネスでの情報共有に欠かせないアプリケーションです。
「Google グループ」を活用して、デジタルなコミュニケーションを加速させて行きましょう。
Google Workspace、Google グループ、Gmail、Google ドライブ、Google カレンダー、Google Chat、Google Keep は Google LLC の登録商標または商標です。